クリストファークロスのベストアルバムをイイ音で聴く
スポンサーリンクVery Best of Christopher Cross
2002年に発売、リマスターで定評があるライノレーベルからリリースされたベスト盤
商品番号:R278335
レーベル:Rhino / Wea
発売年:2002年
【収録曲】
①Ride Like The Wind②Sailing③Never Be The Same④Say You’ll Be Mine⑤Arthur’s Theme (Best That You Can Do)⑥All Right⑦Think Of Laura⑧No Time For Talk⑨Every Turn Of The World⑩I Will (Take You Forever) (New Remix)
⑪ Chance For Heaven (Swimming Theme)
⑫ Swept Away (New Remix)
⑬Loving Strangers (Davids Theme From Nothing In Common)
⑭Is There Something⑮Open Up My Window
⑯Back Of My Mind (New Remix)⑰Walking In Avalon
⑱When She Smiles⑲Hunger
クリストファー・クロスを初めて聴いたのはセイリングという曲がヒットして、頻繁にラジオで掛かっていたとき。
あまりに美しいハイトーンに物凄く驚いた記憶がある。
いささか大げさだけど、当時、少年だった僕にはその天使のような美しい歌声は衝撃だった。歌謡男性歌手の抑揚のある中高音域、演歌歌手のこぶしの効いた歌声。そちらの方がより耳に馴染んでいたこともあるのかもしれない。
僕個人としてはクリストファー・クロスを越える美しいハイトーンボイスは2015年現在も現れていない。
エアサプライのラッセル・ヒッチコック、スターシップのミッキー・トーマス、ジャーニーのスティーブ・ペリー日本で はオフコースの小田和正、山下達郎など美しいハイトーンを誇る男性ボーカリストは沢山いるが、僕にとっていまだに美しいハイトーンボイスNO1なのだ。
「セイリング」や「風立ちぬ」「ニューヨークシティセレナーデ」「オール・ライト」。。
あの美しい歌声をサウンドナビで聴きたい。
数種あるベスト盤の中、これを選んだのは2つ理由がある。
1つ目
大ヒット曲は全て網羅していることは勿論、80年代後半に発表されたシングル「アイ・ウィル」
94年に発表されたアルバム「ウインドウ」からのシングル、「オープン・アップ・マイ・ウインドウ」が収録されている。
2曲ともたいしてヒットした 訳ではないが、どちらも大好きでこれらが収録されているのはポイントが高かった。
前者の「アイ・ウィル」は
ミュージカル女優・シンガーのフランシズ・ラフェルとのデュエット。クリストファー・クロスと掛けあう彼女の声もまた可愛く魅力的で、2人のハーモーニーがとても心地よいポップバラードだ。
後者「オープン・アップ・マイ・ウインドウ」はアコースティックギターの優しい弾き語りから入る雰囲気がイイ。どことなく憂いを感じさせる優しいメロディーラインが素敵な逸品。
女性シンガーとのデュエットで、2人の掛け合いもイイ。
そして曲のクライマックスで挿入されるギターソロがまた秀逸。
2つ目
ライノレーベルから出ているところ。ネット検索すると概ね評判が良い。ロック・ポップス系では「RHINO」のリマスター盤は高音質で定評があるようだ。
これに期待する。何しろ、初期の作品はまともに良い音で聴いたことがない。
AMラジオ、FMラジオでエアチェックしたものをカセットテープに入れて、ラジカセで聴いていたのだ。
「ニューヨークシティセレナーデ」のプロモーションビデオはMTVでよく流れていたので、VHSビデオに収録して視聴していたが、音は劣悪であった。「これモノーラルじゃね」というぐらいステレオ感がないし、質感も含めAM音源とほぼ変わらない程。
これは 同時期にMTVでオンエアされていた他の作品と比べてである。他の作品はステレオ感も音質もそこそこのクオリティーで視聴に値した。
さっそくサウンドナビで聴いてみる。
結果は。。。
全曲でクリストファー・クロスの艶やかで美しいハイトーンを十分堪能することが出来た。
ありがとうMZ80、それとライノさんも!
あの頃良く聴いた
「セイリング」のギターのアルペジオがどこまでも透明で繊細で。。こんなに美しいとは思わなかった。
イントロの美しいピアノの響きから澄み切ったボーカルが乗った時、イイゾ、と確信した「ニューヨークシティセレナーデ」
音の分離が良く、力感と歯切れのよいドラムスに感心す るなどはこの曲ではなかったこと。
全曲でステレオ感、きめ細やかさ、透明感も十分であった。どの曲もひたすら懐かしく、今でもその輝きは失われていない。全曲★★★★
「風立ちぬ」は明るい海辺で聴きたい。
「セイリング」「 忘れじのローラ」は夕陽の浜辺
「ニューヨークシティセレナーデ」は、しゃれた都会の夜の街を流すときに最高だろう。
美しいハイトーンばかりが注目されるクリストファー・クロスだけど実は彼がギタリストとしても一流であることは見逃せないのだ。
「オール・ライト」や「オープン・アップ・マイ・ウインドウ」で挿入されるギターソロ。AORギターの名手、ジェイグレードンが弾いているのでないかと思わずうなるセンスの良さ。
曲のクライマックスを最高に彩る華やかさがある。
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