8インチWINDOWSタブレットとbluetoothスピーカー、SONYのSRS-X33を組み合わせたちょっとイイ使い方提案
スポンサーリンク8インチWindowsタブレットのおすすめな使い方、新提案します。
今回はCD視聴ではなく、1つ僕からの提案記事なんぞを。
サイト検索しても意外と実践しておられる方が少ないので、こんなのどうかと。
題して「8インチWindowsタブレットをメディアプレーヤーとして活用する方法」
SONYの大好評bluetoothスピーカー「SRS-X33」と8インチWindowsタブレットと組み合わせることで、楽しい音楽生活が広がる。
現在8インチWindowsタブレットを所有しているが、いまひとつ使い方のバリエーションが増えないとお嘆きのあなたにお勧めできる。アンドロイド系でもOK。しかもメディアプレーヤーの専門機であるiPod、ウォークマン、iPhone では真似のできない方法である。
2013年に発売された画面サイズ8インチ台のWindowsタブレット。8インチという絶妙の大きさに加え、そのほとんどがWindows8以上を搭載していて、通常のWindowsソフトに対応、ノートPCに近い使い方ができる。
僕のはエプソンダイレクトから登場した8型IPS液晶ディスプレイを搭載した「Endeavor TB01S」という製品。重量約350gと片手でも楽に持てるスリム&軽量なタブレットで、Microsoft Office Home and Business 2013がプリインストールされている。
更にデジタイザペン(これで細かいところをポイントできたり、お絵描きができる)も標準装備。これで税抜き3万円以下だったので、購入当時は台湾、中国製含めてコストパフォーマンス抜群の製品だった。
今現在では各社Microsoft Officeがついて2万円台のタブレットが沢山出ている。
で、これだけ上等な製品を所有していながら上手に使いこなせてるか、となるとなかなかそうはいかなくて。
Officeが入ってるので、じゃぁワードやエクセルを使うか、となると案外使わない。
一応、使うつもりではいたのだが、案の上、文字が小さくて入力し難いことこの上ない。
デスクトップ・ノートPCでやれるのだからそれでいいじゃん。となってしまった。
僕はゲームはやらないので、WEB閲覧とメールの確認ぐらいしか使い道がない。
これはこれで寝っ転がって気ままにインターネットが出来るので大変重宝している。
もともとがWindowsだからアンドロイド系と違ってウェブサイトもデスクトップやノートPCと同じ画面がド~ンと出てくる。指スクロールしてサクサク動いて快適そのもの。IPS液晶も綺麗だしね。
ただもう少し他に楽しい使い道はないかなぁと思っていたのだ。
You Tubeの1980ドットのフルハイビジョンもストレスなく表示できるのは素晴らしいのだけど僕のタブレットの音はステレオじゃなくてモノラール。これじゃちょっといただけない。
これをどうしようかと考えていたときにでてきたアイデアがこれをBluetoothスピーカーと組み合わせメディアプレーヤーとして活用できないかというものだ。
なんだ、そんかことか。そう思わないで。
8インチWindowsタブレットをメディアプレーヤーとして利用している人は意外と少ないよ。
組み合わせるBluetoothスピーカーであるが。。
Bluetoothスピーカーは音が悪い。
こういうことは昔から言われていたし、このこと自体、僕も随分前から知ってはいた。だからサウンドナビを導入した時、この機器でもBluetoothを利用できるが、使うことは無いだろうと考えていた。
ただ、今回はBGM的にそこそこの音で音楽が聴ければよい。
白羽の矢を立てたのはSONYのBluetoothスピーカー「SRS-X33」である。
純オーディオ派の方たちにとって16000円程度のBluetoothスピーカーというのはあまり良い顔はしないのかな?
しかしこのSONYの「SRS-X33」Bluetoothスピーカーだからといってあなどることなかれ、このサイズからは想像もできないほどイイ音で音楽を奏でる実力をもっている。
艶やかなボーカルは浮かび上がってくるし、透明感もある。細かい音もなかなか出るし、BGMとしては申し分ない。ちょっと耳をそばだてて、素敵なピアノの音に聴き入ることもできる。低音も量感があって低中高と非常にバランスが整っている。
(ただ、低音が出過ぎの感じがするので、3点支持でインシュレーターは必要かも)
もっともサイズからステレオ感というのはほとんど期待できないし、本格的なオーディオとして聴けるほどではないけれども。勿論サウンドナビにも及ばない。
しかし、試しに弟夫婦が遊びに来たときに、これで何曲か音楽を聞かせてあげた。
彼らは音楽は大好きだけど、音質とかオーディオにはさほど関心がない人達ではある。
弟の嫁さん曰く「うわっ~っ 凄くイイ音っ こんなイイ音で音楽を聴いてみたい。」
「これ幾らするのぉ?」というから「15800円」と答えたら
「ええぇっ そんなするのぉ 高いっ!」だって。
まぁ16000円でこれだけの音を奏でることが出来るのは凄いとは思うんだけどね。
だから普通にはイイ音として十分通用するのだよ。
もともとこのSONYの「SRS-X33」にしてもそのライバルであるBOSEのSoundLink Mini Bluetooth speakerもウオークマンやipodやiphoneなどの小型機器とセットで使用されることを前提に開発された商品のようだ。
だからBluetoothでこれらを組み合わせるのが王道の使い方だ。
小さくてどこにでも手軽に持ち運べてポンとおいて使えるので、ノートPCやデスクトップと組み合わせるというのはあまりスマートな使い方とは思えない。(僕はね)
そしてアンドロイドやWindowsタブレットとBluetooth接続する使い方である。
実はこれらと組み合わせるとなかなかおしゃれで粋な使い方ができるのだ。
現在、You Tubeでは素敵な映像や絵画、写真のスライドショーと組み合わせた
環境音楽や、おしゃれなカフェミュージックなどのBGM動画がたくさん投稿されている。
映像も音もいいし、タブレットを全画面に、スピーカーをチョコっと添えてディスプレーすると、ちょっとおしゃれで、素敵なBGM空間が出来上がってしまうんだよ。
例えば
Relaxing Background Music-Instrumental- “Poetry of Water”
美術館とかおしゃれなお店にデモとしてさりげなく置かれているような映像空間が出来るのだ。写っているのは僕の家のリビングで被写体が悪くて申し訳ないけど。
これはiPod、ウォークマン、iPhoneでは作り上げることはできない。
なぜならば画面が小さいので迫力に欠ける。
映像美をみせるのにはちょっと弱い。
BGM ジャズ&ボサノバ!カフェMUSIC!オシャレなJAZZ+BOSSAでゆったりとした時間を!
ど~お?
これが8インチダブレットだと絶妙の大きさの小映像美空間が出来ちゃうのだ。
素敵なBGM付きのね。ちょっとくつろぐもよし、小さなイベントの集まりの片隅にBGMとして仕掛けるのもよし。意外といけるのだ。まわりでは結構、好評だったよ。
勉強+集中用BGM !スローなジャズ&ボサノバBGM!カフェMUSIC!ゆったりカフェミュージック!
Bluetooth接続である以上、遅延が生じるのでプロモーションビデオ再生は向かない。シンガーが口を開ける映像と音声が多少ズレるからね。
さて、ここでBluetoothスピーカーに興味がある購入予定・超初心者の方に初心者である僕からから少し簡単な説明を加えておこうか
Bluetoothスピーカーというのは以前から「音が悪い」ということは言われてきた。
それはCDプレーヤー、MP3プレーヤー、パソコンでも、とにかく音を飛ばす側の機器がなんであれBluetooth接続して無線で音を飛ばすために、どの音源もすべて「SBC」(SubBand Codec)という定められた圧縮フォーマットに変換されてスピーカーに送信されていたためだ。
「SBC」はBluetooth機能があるデバイスならば送信側も受け取るスピーカー側もそのほとんどが使用できる規格。しかし、この「SBC」という圧縮フォーマットじたい、必ずしも音楽や音質を考慮して作られていた規格では無かったのだ。
これを改善、音質や音楽再生を考慮して作られた圧縮フォーマットがapt-Xだ。
そして近年SONYが開発したLDAC、これはハイレゾさえ扱える現在最高峰の圧縮フォット。
「SBC」は、ほぼどんな組み合わせでも互換性があるが、apt-XやLDACの場合、送信する側、受け取るスピーカー双方がapt-XやLDACに対応している必要がある。どちらか一方、対応しているだけでは利用できない。
では8インチWindowsタブレットや7インチ以上のアンドロイドタブレットでapt-XやLDACの恩恵を受けることが出来るか?
ほぼ恩恵は受けることが出来ないと考えた方が良い。まずLDACは今のところSonyのウォークマン(一部の機種から徐々に全対応に切り替えている最中)とXperiaスマホの一部の機種のみ。
apt-Xについては8インチWindowsタブレットはまず全滅、実際にはapt-X対応USBアダプターという別売りの部品を取り付ければよいが、そこまでする必然性は極めて薄い。
アンドロイドタブレットについては以下の対応表を参照すると一部apt-Xに対応している
機種もある。でもさして多くはない。
apt-Xに対応している機種
http://www.aptx.com/ja/category/phones
じゃ、8インチWindowsタブレットは意味なくね?と思う人がいるかもしれないがしばし待て。
無線で飛ばすための圧縮フォーマット「SBC」「apt-X」「LDAC」にもうひとつ「AAC」というBluetooth送信用、圧縮ファーマットがある。
ここでひらめいた方がいるかもしれない。CDをリッピングする場合WAV、MP3、FLACなどと並んでAACという圧縮音源もメジャーなファイル形式だ。
であるならばCDでリッピングする際にAACでリッピングしてそのファイルをbluetooth接続でスピーカーに送信してやれば「SBC」に変換されずにAACのまま届くと考えるだろう。
その通りiPodやiPadなどでbluetooth接続すればAACはAACのまま形を変えず無線でスピーカーに送信される。(勿論、スピーカー側もAACに対応している条件付き)
では8インチWindowsタブレットでもAACのファイルならbluetooth接続すればAACのまま送信されるはずと考えるだろう。残念な事にAACは「SBC」に変換されてスピーカーに届く。この場合アップルのデバイスにのみ適用されるらしいのだ。
結論として8インチWindowsタブレットの場合、bluetooth接続すればWAVだろうがFLACだろうがAACだろうがMP3だろうが全て「SBC」に変換されてスピーカーに送信される。
「ええっ~。。あのなぁ。。。」
これだけ振っておいて8インチWindowsタブレットユーザーにはしかられそうだけど、もう少し待って、ここからが本題だ。
色々調べた際、8インチwindowsタブレットではapt-XやAACを活用できないことを知って、いったんはあきらめた。いくら音質重視ではないとはいえ面白くないなと。
しかし色々検索をかさね、柔軟に考えなおし、我が8インチWindowsタブレットをbluetooth接続メディアプレーヤーとしてやってみることにしたのだ。
その理由を挙げる。
【その1】
SONYのBluetoothスピーカー「SRS-X33」のライバル機種であるSoundLink Mini Bluetooth speakerの存在である。調べてみるとお分かりのように非常に評価が高いベストセラー機種である。
BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker
実はこのSoundLink Mini Bluetooth speaker、調べてみると対応コーデックは「SBC」のみなのだ。それでいてこれだけ音質を評価する人達がいる。
ということは「SBC」であってもスピーカー側で蓄積された技術的な成熟があり、そうしたネガティブな面を乗り越えているところがあるのではないかと考えたことだ。
【その2】
SONYとBOSEで検討していく際、色々な関連掲示板で次のような投稿を何件か目にしたことである。
「有線にしても無線にしても音の違いが分からなかった」そうした意見である。
人それぞれ感じ方が違うわけだが、それにしても送信用コーディックに過剰にこだわる
必要はないのかなと思ったこと。
【その3】
以下の↓ページの最後の部分に、とても参考になる記述がある。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20150508/1064262/?P=3&rt=nocnt
apt-Xコーデック対応のエレコム「LBT-SPP300AV」(実売3000円台)と、SBCのみ対応のBOSE「SoundLink mini」(実売価格2万円弱)を実際に聴き比べると、やはり「SoundLink mini」のほうが圧倒的に音が良く聞こえる、といった具合だ。
なるほど、よく考えてみればしごく当然のことであろう。ようやくことの本質が見えてきた気がした。SBCであろうがapt-XやAACであっても、もとの音源がよくなければ意味がないし、最後には出口であるスピーカーの実力にゆだねられると。
このシステムで最高の音質を狙おうというわけではないので、Bluetoothの送信圧縮フォーマットに必要以上にこだわることはないということである。
サウンドナビで音楽を聴けないときには、SONY(ソニー)のBluetoothスピーカー「SRS-X33」と8インチWindowsタブレットで音楽を気軽に楽しむのもまたよい。
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